絆とは
家族・友人などの結びつきを、離れがたくつなぎとめているもの。
普段では意味の深そうな言葉は、なんだか恥ずかしくて使わないだろう。
でも恥ずかしくても態度に出して気持ちを表し言葉にしていかなければ
やっぱり思いは通じない。
糸を半分ずつお互いが持ち、繋ぎ合わせている・・・ それが絆なのかしら。
どんなに一方的に勝手に相手を信じていても、
態度にも出さずとも大事に思っていたりしても、
言葉を掛けずに、態度に出さずに、相手に通じていなければ
台無しになることだってあるだろう。
一時の自分の恥ずかしい思いよりも相手のことを思ってみる。
思い切って、目をつむってしまったとしても、恥ずかしくても、踏ん張って
感謝の気持ちだったり、その時の大事だという気持ちを伝える。
それだけで、何か違うかもしれない。
何もしないよりも、何か違うかもしれない。
大切だなぁ、と思うならこの次ちょっと頑張って、
ほどけ掛けてるかもしれない糸を手繰り寄せてみよう。
絆を取り戻してみよう。
大事なものは自分から大事にしなければ都合のいいようになんていかないのだ。
絆も自分でたまに気をつけて見守っていれば、
ほどけることなく末永くつながっているだろう。
もしくはどんどん冷めていく思いがあってもなお、離れきれないのが絆だとしたら・・・
どうせ離れきれないのであれば逆に大事にして冷めずに温めてみればいい。
そうしたらちょっと違う位置に移動するかもしれないし。
なんて、小美もたまにはこんなことを考えるのだ。